受験生は2日間お疲れさまでした。
共通テストの国語の問題に「ル・コルビュジェが出た!」って聞いて、
建築を生業にし、「ル・コルブジェ」が好きな者として、何か嬉しい気持ちです。
久しぶりに、書棚にあるル・コルビュジェの本を開いて見たくなりました。
ル・コルビュジェは、大学に入って一番最初に覚えた建築家でもあります。
自分にとっても建築を学び始めたスタートラインでもあります。
最初の設計の授業で、サヴォア邸をトレースしたのを思い出します。
トレースってトレーシングペーパー(透ける紙)に平面図をなぞって描く作業です。
なぞるだけって簡単な感じもしますが、慣れない製図の鉛筆で描くので
何度も綺麗に描き直した記憶があります。
製図は手書きで何度も描かせられた日々だったなぁ。
コルビュジェは、建築を学んだ人なら、
知らない人いないくらい有名な建築家で「近代建築の父」と言われる人です。
日本にも世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献‐」として
上野に国立西洋美術館があります。
それにしても、国語の問題を解いてみましたが、
難しかったです。
今の方が建築の知識はあって、文中に出てくる「礼拝堂」や「修道院」が
「ロンシャンの礼拝堂」や「ラ・トゥーレット修道院」を示していて、
どんな感じの建物で、どんな平面図なのかの知識はあるのですが・・・。
読解力を磨かねば。
年明け早々、昔を思い出して、
より一層、設計力の向上の努力をせねばと思った次第です。
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