鳩山町でも今週、桜が満開でした。
今、ちょうど屋根の全面リフォームをやっている現場でも鳩山町の現場でも
桜が満開です。
かなり立派な枝ぶりで、この桜を眺めたりしながら桜吹雪の中で工事を
していました。
屋根材の葺き替え工事だけでなく、今回は下地の垂木部分から交換して、
破風板や軒天部分も交換する屋根リフォームをしていきます。
築40年近いお宅なので、野地板は松材です。
黒い色の部分は以前のルーフィング材のあとです。
屋根材や木くずなど細かく分別して処分しますので、屋根材や下地材を1枚1枚
丁寧に剥がしていきます。
以前の垂木から少し厚くして強度を上げています。屋根の形状は寄棟なので、
隅木と垂木の高さが揃うように調整しています。
垂木と桁の間にはしっかりと垂木留めの金物で固定しています。
この垂木留めの金物は面白い形状をしていてます。
丸みの形状のお蔭で様々な屋根の勾配に対応できるので、かなり優れている金物
です。
垂木の上に野地板に構造用合板を張り、その上にアスファルトルーフィング
を2重に張って下地作りは終了です。
普通はアスファルトルーフィングは1重張りの工務店さんが多いですが、長年、
住宅を作っている経験上、共和木材ではアスファルトルーフィングを2重に張って、
少しでも雨漏りのリスクを減らしています。