あけましておめでとうございます。
年明けから7日過ぎて松の内も終わり、2016年も本格的に始動しました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は丙申の年です。干支は12年に一度ですが丙申は60年ぶりですね。丙はようやく形になろうとする段階を示していて、申は呻くの意味でもあり果実が成長していって固まっていく状態を表しているみたいです。
ということは成長できるように頑張らないと。
年末に上棟した注文住宅の現場も工事再開です。
年末までで屋根の下地や外壁の一部分までは作業が進んでいます。
棟の部分には上棟の時に掲げた水木と幣心を棟木に取り付けています。
水木(ミズキ)が一般的な呼び名だと思いますが、この辺の地域ではミズフサとも言ったりしています。
当社ではどちらかというとミズフサの名で通しています。
会社事務所の前には水木を植えています。
もちろん、当社で上棟した現場の棟に取り付ける水木はこの木の枝を使用しています。
水木は春には白い子花を咲かせ、水分量が多い樹木です。
そのため、火災除けのために昔は棟木として使われていたみたいです。今では棟木には
杉や檜を使うのが一般的ですが、その昔、棟木に使用していた名残で今日では棟木に
水木の枝を取り付けるようになったみたいです。
屋根下地も終わって瓦工事に取り掛かれます。
屋根材は三州瓦の平板瓦を載せるので瓦桟もルーフィングの上に設置していきます。
瓦桟とルーフィングの間にはもし水が浸入した場合でも流れるように隙間を空けます。
外からみた現場の外観です。屋根の形がわかるようになって木の家らしくなってきました。