若葉駅前のアパートの新築現場です。
A棟B棟とも大工工事は終了で、オーナー室の和室に畳と障子を取り付けました。
最近では、新築で和室を作らない方もおられるので畳や障子の出番は減っています。
ですが、日本人なので和風の感じは落ち着きます。
畳は琉球畳です。一般的には縁なしの正方形の畳のことを琉球畳と呼ばれてますが、厳密に
は強度があるい草を使用した畳で、表面はごつごつしていて荒っぽく普通の畳よりざっくりした風合いです。
昔の柔道場にはこの琉球畳が使われていたみたいです。
最近の畳床(畳の下地)にスタイロフォームを張ってある畳が多いですが、昔ながらの畳というとやはり全部が自然素材の畳のほうが高価ですが個人的には好きです。
素材のい草は中国産ではなくて国産のものを使用しています。
正方形の畳のい草の方向を変えて市松模様に配置しています。
障子も和室には似合います。
敷居すべりは竹の敷居すべりを使用しています。
一般的には敷居すべりは化学系の物がが多いですが、風合いもよくすべりもいいので竹の敷居すべりをいつも使用しています。