鳩山町のリノベーション工事の続きです。
リビングの壁の一部には、ウェスタンレッドシダーの木の壁になっています。ちょうどいい雰囲気のアクセント壁になっています。
板は1枚1枚、長さが乱尺な板をバランスをとって張り合わせています。
構造上取り除くことができない柱は、柱を残してあまり邪魔にならないように腰壁を造っています。腰壁になったことで、ソファの周りに安心感が生まれます。
照明をつけると木壁が光に照らされて雰囲気のいい感じの空間になります。照明器具の表面は和紙でできているので和室にも合いますが、洋室でも違和感ない照明器具です。
窓も新しく、断熱窓に交換しています。断熱性もアップしています。窓は真ん中がFIX窓でサイドには縦滑り出し窓なので、風邪を取り込むウィンドウキャッチャーの役目を果たします。
真壁和室は構造上必要な柱は残して天井部分も解体して一部屋がつながるように改修しています。窓を断熱窓に交換したり、筋交いなどで耐力壁を増設したりしています。
ダイニングキッチンは以前だと床の高さがリビングと同じではなくて、一段下がらないと天井高の関係で高さがありませんでした。下屋の部分をうまく処理して天井の低い部分はそのままで、既存のキッチンの一部を減築してキッチンの屋根を高くしました。
天井は勾配天井にして南側には高窓を設置したので、朝型は陽の光が入るように設計しています。
勾配天井にはピーラーの羽目板で統一感が出るように、オスモからーのチーク色を塗っています。
キッチンはクリナップのクリンレディです。クリナップの特徴はステンレスのキッチンキャビネットが特徴です。ワークトップもステンレス製です。
ステンレスはサビ、水・油汚れ、熱にも強いです。カビやニオイもつきにくく、汚れも一拭きで取れ美しさが長持ちします。
勾配天井の南面からは朝陽が降りそそぐので、明るいダイニングキッチンで朝食を食べられます。
リノベーション前のキッチンです。窓の位置やサイズなどもリフォームで変更しました。
収納もクリナップのキッチンとお揃いの収納棚です。棚も大工造作です。可動式の棚なので置く物の高さによって調整で切るので、食材やキッチングッズなどの収納に重宝します。
戸を閉めると、キッチンとリビングの仕切りができます。
応接室も玄関ホールと段差なくバリアフリーになりました。以前よりも床レベルが高くなったのでそれに合わせて天井高も変えています。