今年度も埼玉県産木材を使って家づくりをすると補助される
「彩の木補助事業」の制度が始まります。
受け付けは6月1日からで、枠によっては先着順で、抽選の場合の枠もあります。
予算が埋まり次第終了になります。
条件は色々ありますが、新築住宅だけではなくてリフォームでも補助される場合があります。
令和4年度は、《一般枠》《子育て世帯枠》《梁桁枠》《森林認証材・JAS材枠》の4区分になりました。
色々な募集枠がありますが、一般的な新築住宅だと、埼玉県産材を全体の60%以上使用して、1㎥あたり17,000円補助。
だいたいですが、過去に補助申請した弊社で建てた30坪くらいのお宅ですと、20万円くらいの補助、最大で34万円分補助されます。
20㎥分使用した計算ですが、20㎥分だと結構な大きさになります。
住宅だけでなく、事務所や店舗でも活用できますが、内装木質化で最大で50万円まで補助されます。
昨年に引き続き、木材の価格は上昇しています。
ニュースでも取り上げられてあますが、ウクライナでの戦争の影響も大きいです。
2年前に比べると構造用合板の価格は2倍以上です。
単純に全部の木材が2倍以上ではないですが、一般的な住宅一軒分だと数十万円分の上乗せです。
「価格は今だけで、どうせそのうち値下がりするよ」って、
思っておられるかもしれませんが個人的には今後もっと厳しくなるんじゃないかと思っています。
最近、よくきくSDGs。
木材を様々な分野で活用しようと動いています。
活用されることは良いことですし、材木屋としても木材の取引量が増えて売り上げも上がれば喜ばしい事です。
ただ、住宅購入を検討されている方からすると価格上昇は望まれないですよね。
需要と供給のバランスで必要とされる木材が増えれば、価格は上昇します。
住宅だけでなく、公共施設でも木材を活用を促進していこうとする法律もあります。
これから木材ではなくて様々な建材が値上がりします。
新築やリフォームをご検討の方は早めに動かれた方がいいと思います。
この他にも様々な補助金がありますので詳しいことを聞きたい方は、共和木材までお問い合わせください。