今日は、埼玉県産材の原木の記念市で飯能に行ってきました。
事務所からだと車で40分くらいかかるのですが、行く道すがらは紅葉していて、山肌は赤や黄色で綺麗に染まっていました。
今年はコロナの影響もあり、表彰式などの式典は簡素化されていました。
原木市は外での競りなのですが、フェイスシールドやマスクを着用しての競りです。
市では主に、柱に使う檜や内装材の杉の原木を入札しました。
このような埼玉産材の西川材と言われる構造材を原木から見極めて、自社工場で製材加工し新築やリフォームに使用しています。
近くの山の木の地域材を使用することで、二酸化炭素削減にもなると考えています。
賞を受賞した杉の丸太は200年近くの大径木です。
このくらいまでの原木になるには先祖代々手入れをしていかなくてはいけません。すごく手間と時間がかかり大変なことです。
自分が植えた木は自分で使うことはないです。今、使用している木材は何十年も前に植えてもらった木ですので、先人に感謝しなければと改めて思いました。