専務 松本 自己紹介へ

賃貸住宅なので床を何重にもして、音を防ぐ工夫をしています。

2014/11/18(火) 家づくりのこと

鶴ヶ島の木造賃貸アパートの新築現場です。

賃貸住宅なので音の問題対策として、床を何重にもして施工しています。

 

 鶴ヶ島市 アパートメント 防音工事

  

まずは構造の剛床の上に根太を敷いて合板を張ります。ここまでは一般的な戸建住宅と一緒

ですが、その上に厚さ12.5mmのスーパーハードというボードを2枚重ね、その上にフローリ

ングを張っています。

 

 鶴ヶ島市 アパートメント 防音工事

 

鶴ヶ島市 アパートメント 防音工事

 

スーパーハードは石膏ボードの一種なのですが、これがかなりの重量です。普通の石膏ボー

ドなら2枚くらいは一緒に持って移動できるのですが、このスーパーハードは1枚づつ持つの

がやっとです。それに、施工する床面積が広いのでA棟、B棟あわせて数百枚を2Fに搬入した

ので一苦労でした。

 

 鶴ヶ島市 アパートメント 防音工事

 

スーパーハードの接着にはサウンドカットというものを使います。この接着剤は特殊制振材

で、物がぶつかったときの振動を抑える働きがあります。

天井にはピンクの石膏ボードのハイクリンボードを2枚張るので床衝撃遮音性能は向上して

上の階の音は伝わりにくい構造になっています。