東京オリンピックが開催決定して、やはりうれしいです。
一生に一度、自国開催があるかないかなのでかなり幸運ですよね。
日本の最終プレゼンテーションをテレビで見てたのですが、皆さんすごく良かったです。
人選もよかったですよね。個人的には高円宮妃から始まってフェンシングの太田選手やパラリンピックの選手の佐藤選手のスピーチは込み上げてくるものがありました。
4年前の時は惜しくも落選で色々と批判がありましたが、オリンピック立候補に再チャレンジしてよかった思います。
石原前都知事が再チャレンジを決めたわけですが石原さんの決断はブレなくて正しい決断だったと思います。
前回の東京オリンピックは代々木第一体育館など日本を代表する建築物ができたりしているので、建築に携わっているものとしては色々な施設にも興味がわきます。
その中で、丹下健三氏設計の代々木第一体育館は最高傑作だと思います。
今でしたらCADがあるので自由に図面を描いたり構造計算もし易いですが、あの当時の状況で意匠的にも構造デザイン的にも優れている建築物を設計できたのはすごいとしか言えないです。50年近く経った今でも優れた建築だと思もいます。
で、気になるのはこれからの事です。
何といっても気になる施設は新しい国立競技場です。
前回の東京オリンピックのメインスタジアムでサッカーの聖地と言われる場所ですから注目度は抜群ですよね。
それに、去年のコンペでザハ・ハディド氏の設計案が当選しているのでホントにこの形が出来上がるのか個人的には好きな建築家なので楽しみです。
彼女はイラク出身のイギリスの建築家で「アンビルドな建築家」と言われるほどかなり建設するのが難しい設計が多いみたいですが…。
現実には竣工しないってことですが。
コストの事もすごく気になりますが、でも日本のゼネコンは優秀なのでいいものが出来上がるのを心待ちにしたいと思います。
今では一般住宅に普及しているユニットバスもホテルの工期の短縮のために開発されたのでまた新しい技術が開発されるかもしれませんね。