東松山市の注文住宅が完成したので、事例紹介の2回目です。
リビングに隣接して、3畳ほどの畳敷きの和の空間があります。
カウンターテーブルと棚は大工造作で、テーブルの板はタモ集成材です。
棚は物の高さによって調整できます。
リビングと和室との段差は40センチくらいで階段の2段目と同じ高さに設定しています。
障子を閉めれば個室にもなります。
天井には埼玉県産の杉板を使用しています。
構造材も埼玉県産材ですが、埼玉県産材を新築やリフォームなどに使用すると、埼玉県から木の家の補助金の対象になります。
塗り方はコテの引きずり仕上げで、コテの凹凸がわかる仕上げです。
光が当たるとより陰影がはっきりする仕上げです。
和室の下は引き出し収納になっています。
奥行が2m近くあるので引き出しはは2つに分解できます。
分解した後は横にスライドできるので奥まで無駄なく収納できます。
床材はメープルの突き板のフローリング材です。
洗面室脱衣室以外、1階から2階まで同じフローリング材です。樹種は違いますが窓枠材や建具と同じような色味です。
キッチンからリビングの端まで見渡せるので、建坪以上に広がりのある空間に設計しています。
家族がリビングとキッチンにいても気配が感じられます。