この3/4の円形の金物はちょっと変わっていると思いませんか?
小さい穴が開いているからビス止めするまでは想像できると思います。
が、一見するとドコに使うのか、わからないですよね?
実はこの金物は桁と垂木を結合するところに使います。
桁は割れを防ぐために背割りしている天然乾燥材(AD材)の檜です。
この木の家は大部分の屋根勾配は5寸勾配なのですが、勾配が変わっても対応しやすいようにこんな形になっているみたいです。
一般的にはひねり金物を使いますが、当社ではより剛性を保つために使用しています。
価格も一般的なひねり金物の3倍くらいはします。
家が出来上がってしまったら見えない部分ですが、構造の木材と一緒で、見えないところにこそ、しっかりとしたものを使うべきだと考えて家づくりをしています。