鳩山町で井戸小屋の建替工事をしました。
以前の井戸小屋は70年近く経っており古くなっていたので、以前と同じ場所に建替えました。
構造部材は地元西川材の檜を使用しています。
自社工場で原木から製材し、大工棟梁が刻み加工をしました。
梁や桁部分には大きいので節がありますが、柱には節がなく和室の真壁にも使用できる上質なものです。
屋根瓦は三州の銀黒で重厚感があります。母屋の瓦も三州瓦の新東のものなので合わせています。
柱は垂直ではなく頂点に向かって傾いていて、四角錐に形状です。
破風板もうまく真ん中で重なるように加工して調整しています。
こういう部分は棟梁の腕の見せ所です。
垂木と野地板は西川材の杉です。