今年度から、林野庁の主導で木材利用ポイント事業が始まっています。
地域材の適切な利用により、森林の適正な整備・保全、地球温暖化防止及び循環型社会の形成に貢献し、農山漁村地域の振興に資することを目的としています。
対象地域材を活用した木造住宅の新築等、内装・外装の木質化工事、木材製品及び木質ペレットストーブ・薪ストーブの購入の際に、木材利用ポイントを付与し、地域の農林水産品等と交換できる事業です。
(木材利用ポイントwebサイトより抜粋)
共和木材としても合法木材認証の木材供給業者、登録工事業者として木材利用ポイント事業に参加しています。
そして、今回、その事業の啓蒙用にリーフレットに、原木の製材からリフォームの設計・施工まで手掛けた「日本の木のいえ情報ナビ」に掲載されている「庭の木でリフォームした家」が施工例として掲載されています。全国版のリーフレットなので日本全国、北は北海道から南は沖縄まで配布されます。「木材利用ポイント」のwebサイトのチラシ・ポスターのダウンロードページからダウンロードできます。
お施主さんをはじめ、色々な方にご協力いただいて取材していただいて、このような形でまた焦点を当てていただけたことは、大変、光栄なことで今までの当社の活動が評価され従業員一同、喜んでいます。
これから事業を継続していく上での励みになります。
そして何より、会社を創業し、次の世代へと木を植えて山を守りながら活動してきた先代社長でもある祖父が一番喜んでいるのではないかと思います。
生前、先代の社長である祖父が言っていたという言葉を思い出しました。
山高きがゆえに尊しとせず、樹木を以って尊しとす。
人肥ゆるがゆえに尊しとせず、知を以って尊しとす。
祖父は木を植えて育てて製材して使い、また木を植えることで山が循環していくことを説いていました。山は木が育つ場だけでなく水資源の保全や海にも栄養分をもたらす上で非常に大切な役割を担っています。最近、自分は肥えてきてしまったので反省しないと祖父に怒られてしまいそうです。
そういう、祖父も体格はよかったのですが…(笑)
下の動画は「日本の木のいえ情報ナビ」で取材されたリフォーム施工例です。今回、木材利用ポイントの施工例に採用された大元の
動画です。